3/29 新内海ダム建設中止を求め住民らデモ行進 四国新聞 2010年3月29日 新内海ダム建設中止を求め住民らデモ行進 新内海ダム建設中止を求めて町内をデモ行進する住民有志ら=香川県小豆島町内 香川県と小豆島町が進める内海ダム再開発事業に反対する住民有志らが28日、同町内で
デモ行進を行い、新内海ダムの建設中止を訴えた。29日には高松市のサンポートから中央 公園までの区間で同様の行進を行った後、知事と小豆島町長に公開討論を申し入れる予定。 デモ行進は、地元の反対派住民有志と日本労働評議会の有志が中心となってつくる「内海
ダム再開発阻止共闘会議」が実行委を設立し、小豆島で初めて実施した。 この日は約60人が参加。同町安田の安田公民館で集会を行い、今後も運動を続けていくこ
とを確認したあと、「不必要で危険なダムはいらない」「景観を台無しにする」「税金の無駄遣 い」などと訴えながら、同公民館から内海ダムまで約4キロを歩いた。 内海ダム再開発事業に関しては、前原誠司国土交通相が記者会見で計画通りに予算を配
分する考えを示し、国交省は事業費として、満額の32億6300万円(補助額約15億5千万 円)を県に内示している。 内海ダム 反対派の市民グループがデモ KSB瀬戸内海放送 2010年3月29日 web版 内海ダム 反対派の市民グループがデモ 小豆島で進められている内海ダムの再開発事業に反対する市民グループが、高松市でデ
モ行進しました。デモに参加したのは、大学生や労働者などで作られる市民グループのメンバ ー約40人です。内海ダム再開発事業は、税金のムダや自然破壊に繋がるとして改めて事業 中止を訴えました。この事業は香川県と小豆島町が主体となり、治水や利水のため現在のダ ムを約8倍の大きさに作り変えるものです。ダムの本体工事は、先月から始まっていて、2013 年度の完成を目指しています。先週金曜日、国が来年度分の補助金、約15億5000万円を交 付すると発表しましたが、反対派地権者が現在も、裁判で争っているため、最後まで事業中止 を訴えていくということです。 |