7/27 真鍋知事「工事粛々と進める」




四国新聞社 2010年7月27日 web版




真鍋知事「工事粛々と進める」/内海ダム





 内海ダム再開発事業で、県収用委員会が反対派地権者の土地の明け渡し期限を11月22
日などとする裁決を出したことに関し、真鍋武紀香川県知事は26日の定例会見で「土地の権
利などがすべて取得できることになり、大変よかった。2013年度中の事業完成を目指し工事
を粛々と進めていく」と述べ、あらためて計画通りのダム建設に意欲を示した。





 同事業では、県は反対派地権者の土地を取得する手続きとして、昨年7月、県収用委に土
地収用や明け渡しの裁決を申請。収用委は20日、土地の明け渡し期限を11月22日、土地
や物件の補償額を約3580万円とする裁決を出した。





 知事は、進行中の同ダムに関する裁判などにも触れ、「県側の主張をしっかりと訴え、対応し
ていく」と強調した。













建設反対の住民団体、事業凍結を求め申し入れ書提出


 


毎日新聞社 2010年7月27日 web版




新内海ダム:建設反対の住民団体、事業凍結を求め申し入れ書提出




 県などが進める「新内海ダム」(小豆島町神懸通)の建設で、反対する住民らがつくる「寒霞
渓の自然を守る連合会」(山西克明代表)が27日、事業凍結と国からの補助金交付の見直し
を求める申し入れ書を四国地方整備局と県に提出した。





 住民らは申し入れに加え「裁判では時間がかかり、工事が進んでいく」として公開討論会を開
くよう要請。対応した県河川砂防課、阿部孝雄副課長は「裁判で話し合う。互いの(見解の)違
いを調整しながら事業を進めていきたい」と述べた。





 山西代表は「県の態度に非常に怒りを感じる。正しいと思うのなら話し合いの場をもつべき」
と話していた。【広沢まゆみ】

















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